呼吸や会話をするときに、口から出る息がにおって他人が不快に感じるのが口臭です。私たちは日常生活の中で、家族や友人だけでなく、近所の人や仕事関係の人などと話をする機会がたくさんあります。

「自分には口臭があるのでは？」と不安に思うと、人と楽しく接することができなくなってしまいます。

口臭は人間関係に影響する非常にデリケートな問題ですが、口臭の発生原因を知ってきちんと予防対策を行えば口臭のことで悩むことはありません。

自分の口臭や他人の口臭が気になったことはありませんか？

においは、鼻の中にあるにおいを感じる細胞（嗅細胞）がにおいをキャッチして、その情報が脳に伝わることで認識されます。この嗅覚は主観的なもので、同じ人間が同じにおいを嗅いでも体調や心の状態によって受け止め方が変わります。
体調がすぐれないときには、普段つけている香水が不快になる場合もあります。

また、嗅覚は同じにおいを長時間嗅いでいると、その臭いに慣れてしまうという特徴（順応反応）があります。こうした順応反応があるため、自分のにおいを自分で確かめるのは難しいのです。

エステ・歯季彩では、口臭の気になる方のためにカウンセリングを行っています。まずお電話でご連絡下さい。

タバコが歯と口腔に与える影響

タバコは、歯と口腔にも大きな影響を与えます。まず口腔・咽頭ガンの発生率が3倍になるほか、歯周病（歯ぐきの病気）にかかる率も高まり、しかも重症に進行する率が５～７倍になるというデータもあります。

さらに口臭の原因になったり、歯を汚したり、味を感じる味らいを刺激して食べ物の味わいを妨げる原因になったりします。

ドライマウス型口臭

口臭と唾液の量、お口の乾燥は、とても密接に関係しています。唾液が不足し、お口が乾燥すると、雑菌の繁殖などを招き、今まで臭わなかった人でも、口臭が発生しています。
近年、お口が乾く現代病「ドライマウス（口腔乾燥症）」でお悩みの患者さんが、増加しています。そして、ドライマウスの主な症状の一つに、口臭があげれられます。口臭を訴える方の中には、お口の乾燥を自覚されている方が、少なくありません。
当医院では、ドライマウスの専門医が、口腔乾燥と口臭について取り組んでおります。
お口の乾燥症状と口臭でお悩みの方には、両方の側面からのアプローチによる治療を行います。